この世は仮想現実
不眠が続いてベッドでうつらうつらと時間を持て余していた夜、ふと
「この世は仮想現実なんだ。」
ということが腑に落ちた。
この世界は、精巧にできたVRの世界。
そこで私たちは、日々人生ゲームを繰り広げている。
目の前のものに笑ったり、悔しがったり悲しんだり。
でも、それは全てゲームなんだ。
幸せすぎて刺激がほしくなった神々の遊び。
私たちは神々の一部。
それが小さな魂となって、仮想現実世界に下りて人間という物質に寄宿し、「人生」というものを経験している。
私たちの本質は光のような魂。
この世はただの仮想現実ゲーム。
寝ているとき、魂はあの世に還る。
不眠で半覚醒していたあの夜、私はこの仮想現実からあの世に還る途中だったのかもしれない。