ヒプナゴジア

寝不足のときに閃くこと

昨日の自分は今日の自分とは別人

この世は仮想現実である。

人は、寝ているときに魂があの世に還る。

そこで、人は一度死ぬ。

つまり、起きたときには、昨日の私はもう新しい自分になっている。

昨日の私は、もう死んだ。

今朝の私は、生まれたての私。

そして、今日も死に向かって生きていく。

 

だから、毎日が新鮮なはずなんだ。

職場で毎日顔を合わせる上司も、同僚も、昨日とは中身が違う。

本当は、毎日が「はじめまして」なんだ。

そして、別れてしまうと、もう二度と今日の彼らには会えない。

 

一日が一生。

実はその日限りの命だったことに気づくこと。

毎日生まれては死んでいくこと。

 

毎日その日限りの人生を大切に生きたい。

この世は仮想現実

不眠が続いてベッドでうつらうつらと時間を持て余していた夜、ふと

「この世は仮想現実なんだ。」

ということが腑に落ちた。

バーチャルリアリティ

この世界は、精巧にできたVRの世界。

そこで私たちは、日々人生ゲームを繰り広げている。

目の前のものに笑ったり、悔しがったり悲しんだり。

でも、それは全てゲームなんだ。

幸せすぎて刺激がほしくなった神々の遊び。

私たちは神々の一部。

それが小さな魂となって、仮想現実世界に下りて人間という物質に寄宿し、「人生」というものを経験している。

私たちの本質は光のような魂。

この世はただの仮想現実ゲーム。

 

寝ているとき、魂はあの世に還る。

不眠で半覚醒していたあの夜、私はこの仮想現実からあの世に還る途中だったのかもしれない。